実に興味深い。レーザープロジェクター。

ひさびさに熱中して読める記事を見つけた。

レーザープロジェクタの製作


ディスコや各種ステージを盛り上げる演出で、レーザー光線が飛び交うのを目にした方は多いかと思います。レーザーを使った演出には、空間を飛び交うレーザー光の光跡そのものを見せるビームエフェクトと、レーザースポットをスクリーンに走らせて幾何学模様やアニメーションを描くレーザーグラフィックがあります。よく目にするのは前者でしょう。ビームエフェクトはダイナミックで派手なので、それが主役になったレーザーライトショーというのも行われています。そして、これらに用いられるのがレーザープロジェクタというマシンです。

今回はそのレーザープロジェクタを自作してしまおうという、無謀?なプロジェクトです:-)。


レーザープロジェクタの製作


とりあえず自宅に規制前のレーザーがあるし、ガルバノメータもアナログの電圧計を分解すれば作れそうだ。(最近はダイソーでも売っているし)
制御系は以前のV850ボードを使えば難しい話ではなさそうだし。
一番の問題は描画アルゴリズムかな。
液晶のようにビットマップデータを走査線状に描画するなら、比較的簡単である。(バーチャルボーイのパターンw)
これならWindows上の2階調のビットマップデータをそのまま描画命令用データへの変換も容易。
しかし、欠点として遠距離になるにつれて、ドットの間が大きくなる。
一応V850のDAは10ビットの分解能なんで、近距離ではそれほど気にならないかとは思いますが。レーザーの口径が3mmなら大方、幅3m程度はできるでしょうけれど、それ以上の大きさに描画するとなると、ドットに間が開いちゃいますよね・・・


となると、やっぱり考えられるのは、ベクトルデータから描画するパターン。
縦1024x横1024ドットの描画領域に経由ポイントを作成して、それに基づいたベクトルで描画することになるでしょうね。
この場合、ソフトウェアの開発が難易。
いや、経由ポイントを手で入力して、それに合わせてベクトルも手で繋げていくというのなら、別ですよ?それだったらそのとーり描画してやればいいのですから。
問題はビットマップデータを変換するばやい。
それこそ一筆書きのアルゴリズムに似た感じになりますよ。
数学的に非常に難しい考えになることは見え見えですw



そいからレーザー自身も自宅にあるモノは確かに一般的のモノよりも出力を稼げるのですが、やっぱり物足りない気があります。
ですから買うことも視野には入れているのですが、どうせなら作ってみたい願望もある、と。
そんなわけで調べてみるとDVDレコーダーのピックアップが使えるらしいんですよ。
用語の説明をしてはwikipediaを参照していただくとして(作り方のサイトは伏せときます。自分でyahooなり駆使してぐぐってくだしあwww)

http://ja.wikipedia.org/wiki/DVD%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC

これを作ると個人で作ったはずなのに200mW以上の出力を取れるらしいです。
参考としてあげとくと、一般のプレゼンテーション用レーザーポインターが1mW程度ですから、それの200倍以上。黒い紙なら煙を吐いてもおかしくないです
かなり期待できる出力です。



と、そういうことを今日一日授業もまともに聞かず考えていました。



あ、それとまた図書館自慢。

レーザーの基礎と実験 (1972年)

レーザーの基礎と実験 (1972年)

こんなのもあるんだよねw
まぁ教官にレーザーを専攻している人がいるから何だろうけれど。
とりあえず授業中から電車の中までがっつり読ませていただいています。
無知でできるような話でもないしな。