PCがすっごい速くなった、210GFLOPSにもなるw

つい最近、またCUDA遊びがしたくなって、とっさにGeForce 9800GTX+を買ってみた♪
9000シリーズではハイエンドモデル。

CUDA(Compute unified device architecture)とは、NVIDIAが提供するGPU向けのC言語統合開発環境であり、コンパイラやライブラリなどから構成されている。


CUDA - Wikipedia

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そいで、とりあえずCUDA SDKのサンプルを回してみたんだけれど、それがこれ(SDKサンプルソリューションのnbodyプロジェクト)



ついでにyoutubeに動画があったので、載せとく。


多体問題をシミュレーションするプログラムで210.1 GFLOPSものスコアを叩き出しているwしかもコンスタントにずーっと。
リアルタイムでOpenGLレンダリングしながらこの速度はちょっと怖いw
#単純比較は無意味に近いが、テンションを上げるために比較すると、東京大学のGRAPE-7(重力相互作用演算専用プロセサ)が100 GFLOPS / 1 Chipということをみると、ちょっと素敵。まぁ実際はGRAPEは倍精度とか出しているんだろうからほんと無意味な比較だけどね
#あとはCore 2 Quad(QX9775)の理論値が51 GFLOPSだということで、実測値であることを考えるとやはりGeForceの並列演算能力は十分すぎる(ちなみに9800GTX+の理論値は705GFLOPS)

GRAPE(グレープ)は、東京大学総合文化研究科に所属していた杉本大一郎(現:放送大学)、戎崎俊一(現:理化学研究所)、牧野淳一郎(現:国立天文台)、伊藤智義(現:千葉大学)、泰地真弘人(現:理化学研究所)らによって開発された多体問題専用計算機である。GRAPE では重力多体問題の計算量の大部分を占める重力相互作用の計算を専用のパイプラインを組み込んだハードウェアで高速に処理する。GRAPE の名前は GRAvity PiPE の略称に由来する。


GRAPE - Wikipedia

多体問題(たたいもんだい、N-body problem)は、互いに相互作用する三体以上からなる系を扱う問題のこと。

古典的な多体問題としては、太陽系のような恒星と惑星が、万有引力で相互作用し合う場合の惑星運行の問題が挙げられる。太陽と地球のような二体問題は厳密に解くことができるが、例えば月の運動も考える一般の三体問題以上になると解くことはできないとされる(但し限定された条件では解が存在する)。18世紀にはラグランジュが研究を深め、19世紀末にポアンカレによって証明された。然しながら、ポアンカレの証明は、積分法(代数変換、初等関数の変換、積分の有限回による解法)の範囲であり、この範囲以外の解法の存在については現在も不明である。


多体問題 - Wikipedia

さて話が戻るが、こいつを買ってきて、PCに付けたところで問題が起きた。


電源が足りないorz


とりあえずPCIに増設していたデバイス、USBデバイスを外して稼働していたが、あまりにも怖すぎたので、電源を買い替えることに。
てかね、もうあほかと、PCI Expressバイスで27Aをコンスタントに提供しろとか、NVIDIAさん、どういうことだよw


単純に電力計算機とかに現状の構成を突っ込んだら、600W必要ですと。
というわけで、買ってきましたよ。もうありえないくらいの格安品を。


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こわいよー、もう前回のハードディスクエントリで自棄になりつつあるw
うごけば・・・いいよね?



というわけで、本格的にCUDAの開発環境ができてしまったので、ちょいと試してみたいところ。