DicLandに発音機能をつけましょ。Verus Flite FE
アドエスから辞書がついたとのこと。(聞いた話
ですが、どうやら発音までは出来ない模様。
というわけで、以前紹介したFliteを使って発音機能を付けましょう!
(もちろんアドエス以外のユーザーも使えますよ!ただしその場合はCompactFrameworkを入れてね。AirDictionaryとの組み合わせもよさげかも)
しかし、ここに問題が。
Fliteはコマンドラインツール、コマンドラインを打てるシェルがないと使えません。
そんなわけで私Verusがフロントエンド(GUI起動ツール)を作りました。
Verus Flite FE
これがそのフロントエンド。
はじめてCABのインストール形式にしました。
まだ物置にはリンク張ってないんで、使い方は以下参照
申し訳ない、ダウンロードできないらしく、コメントがありました。
修正が完了するまでは
Verus_Flite_FE.zip
こちらのZIPパッケージをご利用くだしあ
使い方。
まずインストール。
上のCABを実行して配置。
そしたら次は発音エンジンのFliteのセットアップ。
[Windows Mobile] Windows Mobileでも英文音声合成ソフトウェアfliteで遊ぶ: 旧式ひとりぶろぐ
こちらの方の"fliteのインストール"の項が参考になります。
参考サイトを元に、General Paranoyaxc Softwareにあるfliteのページから、
- flite-wince-arm-hpc-wce300.tar.gz (ARMプロセッサの場合。違う場合は違う物を)
- celib-3.13-dll-bin-all-platforms.tar.gz
をダウンロードしてきます。
それらを解凍して、任意のアーキテクチャに沿ってファイルを選出し
- flite.exe
- flite.dll
- celib.dll
を任意のフォルダに配置してください。
(一緒に配置するとこの後の設定の手間が省けます。)
ここでVerus Flite FEを起動します。
(メッセージボックスが出た方は次のsettingをしてください)
起動後にsettingを押します
するとこんな画面が出るので、Flite.exeのフルパスを入力します。
(FliteとVerus Flite FEを同じフォルダに置いた場合は入力しなくてもオッケーです)
オッケーを押して
たとえばこのようにテキストボックスに"豆を食べると強くなれ(ry)"などと英語で入れます。
そのあと、ReadTextboxを押すと、発音します。
さて、ここまで友達に説明すると、"じゃあDicLandにはどうやって使うんだ!?"と聞かれました。
もちろん考えてあります。(しかし手元にアドエスがないので友達に検証してもらったのですが…金さえあればorz)
まずDicLandから発音したい単語(または文章)をコピー(クリップボードに)してきます。
そのあと、Verus Flite FEを起動し、ReadClip Boardを押します。
するとクリップボードを参照し、読み上げます。
他にもテキストファイルを読むことも出来ます。
ReadTextfileを押した後、ダイアログが表示されますので、テキストファイルを選択してください。
最後に追加機能としてWAVEファイルを作成する機能も付けてあります。
Out Waveファイルメニューから上記と同じように選択してください。
ダイアログで保存先を求めますので、入力してください。
出先で辞書を引いたり、文章を作る時間がない場合など、日常的に使う文章を予め作っておくことで、様々な応用が利くことと予想されます。
追記
AirDictionaryでは既に発音機能があるみたいですね。
とはいえ、有料会員向けみたいですし、こちらは完全フリーですのでお遊び程度ですが、割り切って使っていただければ、と思います。